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エアフィルターとマフラーのあれこれ

エアフィルターとマフラーのあれこれ

アクプロ蔵出し情報

毎度ながら長文すぎて面白情報に飢えている人には読み応えたっぷり。動画なら1時間コースです。

最近、インテーク(吸気)系のパーツが人気出てきましたね。
コールドエアーインテークなどは見た目もカッコイイし、メーカーによってはフィルターを見せる演出もあり、弊社でも引き合いが高い商品です。
それに伴い吸気効率を上げたら、排気の方もやらなくては?というご質問をいただくようになりましたので、一挙に説明しちゃいます。

エアーインテーク

現在、ジープの改造系で足回りの次に人気商品です。
K&Nの純正のフィルターをコットンタイプにするものや、S&B, AFE, MOPARパフォーマンスなどから出しているコールドエアーインテークシステムなどです。
ちなみにコールドエアーインテークの名前の由来は、エンジンルームの熱気をなるべく吸い込まない取り回しをすることで吸気温度の上昇を避けるというコンセプトから来ています。

ジープならば、ボンネットスクープまでつけると本当の意味でコールドエアーインテークになります(メーカー情報)。

フィルターのろ過率を下げずに吸気効率を上げるという錬金術のようなシステムですが、自動車メーカーは吸気パイプ、フィルター設計はスペース効率を考えた上で目標馬力、トルクに達すればいい考えなので、吸気効率には、ある程度向上の余地を残します。
そのため、アフターのエアーインテークなどはその効率を上げるというパーツになり、障害物を減らし、吸気速度を上げて、なるべくスムーズに流すことで多くの空気が抵抗なく吸気できるように設計します。
そのため、フィルターのろ過率を大幅に落とさなくても効率が上がります。

マフラー

空気をたくさん吸ったら今度は吐き出さないといけないです。
エンジンで空気とガソリンが一緒に燃焼したエネルギーの副産物の気体を吐き出す装置。当然有害物も含まれるため、現在では100%有害物をろ過するフィルター(触媒)がついています。
そこの部分はかなりの抵抗になりますが、良識のある人は外さないので、それ以外の排気効率を上げるこというのがアフター製のパーツです。
マフラーは星の数ほどメーカーがありますので、いろいろ探してみてください。
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エンジンで燃焼されたあとに発生するものは大きく分けて以下の3つです。
①エネルギー(車が動くために使われます。一部は排気されます。)
②有害物質(排気後、ほとんどが触媒で中和されます。)
③音(排気後、マフラーで消音されます。)
マフラーを変えるというのは、①の排気される部分と③の音の効率化です。消音をするには物質に当てて共鳴させたりします。
音が静かになるということはその分エネルギーが消されるので、マフラーの排気口からの勢いがなくなります。当然、マフラー内での排気の流れが悪くなるため効率が落ちます。
その部分をよくすることで、排気の流れがよくなり効率が上がります。パフォーマンスマフラーはその役割で、消音部分の効率を削って、マフラー部分を太くして、流れをよくしてという感じです。
そのため、大体がマフラーの音が大きくなりますよね。

フィーリング

実際のところこんな感じです。
吸気系のみ👉フィーリングがよくなる。ふけ上りが早くなる。財布にダメージがある。
排気系のみ👉音がよくなる。ふけ上りがよくなる。財布にダメージがある。
両方交換👉2.0Lなら、明らかにパワーアップを感じられる。3.6Lもフィーリング向上が格段に良くなり、踏み込み時のパワーアップ感を感じられる。月末の家計に不安を覚える。
では、どんどんパイプを太くしてたくさん空気を入れて、たくさん吐き出せばいいかというとそれほど単純ではなくて、混合比が悪くなるし、排気もスカスカになります。何事もほどほどにです。
また、吸気効率が上がってもインマニ部分の太さは変わりません。エキマニの太さも変わりません。ということは体積が変わらない部分がありますので、ある地点を超えると効率が上がらなくなります。そこから先はレースエンジンの世界なので、追加で2時間ぐらいかかるのでこのあたりで終わらせておきます。
前の記事 ラングラー2Lターボオーナー必見!トラブル回避の方法。

コメント

mn - 10月 20, 2023

インテイクの次はマフラーですね

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